場所も名前も非公開の廃宗教施設
香川県坂出市に存在する廃宗教施設「来光山聖福院」。JR四国予讃線八十場駅から徒歩約20分の位置にあり、その施設の正体がついに明らかになりました。ここでは、来光山聖福院の詳細な情報や歴史、そして心霊スポットとしての現状について紹介します。
来光山聖福院の概要
来光山聖福院は、1985年に福岡阿幸(ふくおかあこう)氏によって設立された真言宗山階派の宗教施設です。施設は主に以下の3つの建物で構成されています:
- 本殿: 信仰の中心となる場所
- 別館: 信者が寝起きしていた建物
- 降霊殿: 高台に位置する礼拝堂
来光山聖福院設立と廃墟化の経緯
来光山聖福院は、1985年に開設されましたが、1997年から2000年まで電話帳に記載があり、2000年頃に不使用となったと推測されています。2005年時点で既に廃墟として言及されており、2016年12月13日に高松地方裁判所丸亀支部の命令により解散しました。
心霊スポットとしての来光山聖福院
廃墟となってから、来光山聖福院は心霊スポットとして噂されるようになりました。具体的な心霊現象の噂としては以下のようなものがあります:
- 足音: 誰もいない廃墟内で足音が聞こえる
- 物音: 降霊殿で祈りを捧げるための礼拝所から物音がする
- 女性のうめき声: うめき声が聞こえるという噂もある
パナウェーブ研究所との関係
一部の噂では、来光山聖福院の運営母体がパナウェーブ研究所であったという話もあります。しかし、これは確たる証拠がなく、文春オンラインの記事では、管財人の宮崎浩二弁護士がそのような事実はないと否定しています。
来光山聖福院現在の状況
来光山聖福院の敷地全体は植物が繁茂し、建物は老朽化と共に大規模な落書きや人的破壊の痕跡が見られます。廃墟には「香東のD」という落書きがあることでも知られています。
来光山聖福院の場所
来光山聖福院は、四国の香川県坂出市西庄町にあります。JR四国予讃線八十場(やそば)駅から徒歩20分、住宅街からすぐの場所です。
【口を揃えた怖い話】での紹介
2024年7月29日に放送された【口を揃えた怖い話】で、最恐スポットとして来光山聖福院が紹介されました。ロケでは機材トラブルなどの現象が発生し、現場が騒然となりました。
来光山聖福院が廃墟になった理由
来光山聖福院が廃墟になった理由には、教祖である福岡阿幸氏の高齢化と、それに伴う信者との対立が挙げられます。2007年頃から施設が使われなくなり、実質的に廃墟となりました。その後、2015年に福岡阿幸氏が逝去し、翌年には宗教法人聖福院が解散命令を受けました。
まとめ:【特定】場所も名前も非公開の廃宗教施設はどこ?来光山聖福院だった!
来光山聖福院は、香川県坂出市にある廃宗教施設で、その廃墟状態と心霊スポットとしての噂が広まっています。設立から解散までの歴史と現在の状況を踏まえ、この施設の真相に迫りました。訪れる際は、安全に十分注意し、マナーを守って行動しましょう。
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