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高校生が15人救急搬送された激辛ポテトチップスはワンチップチャレンジだった!?

東京・大田区にある都立六郷工科高等学校で、激辛味のポテトチップスを食べた高校生の男女15人が体調不良を訴え、これまでに5人が病院に救急搬送されました。全員意識はあり、命に別条はないとのことです。SNS上では高校生が食べた激辛チップスはワンチップチャレンジという商品名のポテトチップスではないかと噂されています。今回はワンチップチャレンジはどのような商品なのか調査してみました。


目次

  1. ワンチップチャレンジとは
  2. 過去の事例
  3. 危険性と医師からの警告
  4. SNSの反応
  5. まとめ

ワンチップチャレンジとは

ワンチップチャレンジは、激辛ポテトチップス「パキ・ワンチップチャレンジ」を1枚丸ごと食べ、水などを飲まずにどれだけ我慢できるかを競う挑戦です。このチャレンジはTikTokやYouTubeなどのSNSで広まり、多くの若者が動画を投稿しています。

「パキ・ワンチップチャレンジ」は、世界で最も辛い唐辛子として知られる「キャロライナ・リーパー」と「ナガ・ジョロキア」を使用したポテトチップスです。価格は約2000円と高価で、パッケージからもその辛さが伝わるデザインとなっています。


ワンチップチャレンジの危険性

アメリカ・マサチュ―セッツ州に住む14歳の少年が2023年9月1日、「ワンチップチャレンジ」を行った後に死亡しました。この少年は激辛チップスを食べた後、腹痛を訴え、意識を失って病院に運ばれましたが、命を救うことはできませんでした。

他にもカリフォルニア州の高校生3人が同様のチャレンジを行い、病院に搬送された事例も報告されています。これらの事例を受けて、製造社のパキは販売を中止し、製品の自主回収を決定しました。


危険性と医師からの警告

子供の食と健康に詳しいイシハラクリニックの石原新菜副院長によると、ワンチップチャレンジで使用される唐辛子はカプサイシンが大量に含まれており、適量であれば健康に良い影響を与えることもありますが、過度に摂取すると以下のような健康リスクがあります。

  • 食道や胃、腸からの出血: カプサイシンの強い刺激が粘膜を傷つけ、出血を引き起こすことがあります。
  • 不整脈やアレルギー反応: カプサイシンの過剰摂取は心臓に負担をかけ、不整脈やアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
  • 最悪の場合、死亡: 特に心疾患や他の基礎疾患を持つ人にとっては、命に関わる危険性があります。

石原副院長は、特に身体が未発達な子供がこのようなチャレンジを行うことの危険性を強調しています。


SNSの反応

SNSでは、ワンチップチャレンジに対する賛否両論の意見が飛び交っています。一部のユーザーは「アメリカで激辛ポテトチップスを食べて亡くなった若者もいる」と警告し、他のユーザーは「Amazonのレビューにも辛いの得意とする人も体調崩すと書かれている」とコメントしています。

TikTokやYouTubeでは、多くの若者がチャレンジ動画を投稿し、その辛さに悶絶する様子を公開しています。これらの動画は多くの視聴者を集め、さらにチャレンジに挑戦する人が増える原因となっています。


まとめ

ワンチップチャレンジは、SNSで人気を博している一方で、非常に危険な挑戦であることが明らかになっています。特に健康に不安のある方や子供は、このような激辛食品を摂取することは避けるべきです。製造社のパキは、製品の自主回収を決定し、今後も安全性を考慮した対応が求められます。私たちも、このような危険なチャレンジに対して警戒心を持ち、周囲の人々にも注意喚起を行いましょう。

この記事を書いた人

群馬県在住、犬が大好きな40代です。皆さんの気になる時事ネタをすばやく、わかりやすく紹介していきます。どうぞ宜しくお願い致します。

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