目次
事件の概要
7月16日午後3時ごろ、愛知県高浜市役所で60代の男が灯油のような液体をまき、火をつける事件が発生しました。少なくとも4人がけがをし、そのうち1人が重傷とみられます。警察は現行犯で男を逮捕しました。
事件の詳細
事件は高浜市役所の1階フロアで発生しました。午後2時50分ごろ、男が「死んでやる」と叫びながら庁内に入ってきました。男は2リットル入りのペットボトルを2本、500ミリリットル入りのペットボトル2本を持っており、灯油のような液体が入っていました。男はペットボトルに穴を開けて液体を職員にぶちまけ、職員が「落ち着いてください」と諭したものの、男は落ち着かず、最終的に自ら液体を体にかけて火をつけました。
被害状況
現場での混乱により、以下のような被害が報告されています。
- 職員4人がけが: 指を切った職員、液体が目に入った職員、刃物で首か肩にけがをした職員、過呼吸を発症した職員が含まれます。
- 重傷者1人: 60代の男性が重傷とみられます。
警察の対応
愛知県警碧南署は、事件発生後すぐに現場に駆けつけ、男を建造物侵入の疑いで現行犯逮捕しました。男は税務課の窓口で「職員を出せ」と叫び、刃物を振り回して自分の腹を刺し、液体をまいて火をつけたとされています。
犯人の名前と顔画像について
事件の背景には、男と高浜市役所の間で続いていた納税トラブルがあったとみられます。市役所の職員によれば、男は以前から納税に関してトラブルを抱えており、約束を守らないことがしばしばありました。今回の事件も、納税に関する問題が引き金となった可能性があります。犯人の顔画像は下記になります。名前に関してはまだ公表されておりませんが、公表され次第追記します。
市役所の対応
事件発生後、市役所は自動音声で避難を呼びかけ、午後4時15分ごろに2階以上のフロアの安全が確認されました。しかし、市民の立ち入りは禁止され、窓口業務もすべて停止されています。市役所職員は迅速に消火器を使用して火を消し、男は一命を取り留めましたが、鎮火するまでに1分もかからなかったとされています。
まとめ
今回の事件は、高浜市役所での納税トラブルが原因とみられる放火事件でした。職員4人がけがを負い、1人が重傷とみられています。警察は男を現行犯逮捕し、事件の詳細を調査中です。市役所の対応により、被害が最小限に抑えられましたが、今後も市役所内での安全対策が求められます。
引き続き、警察の調査結果に注目し、詳細が明らかになるのを待ちましょう。
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