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【動画】井上尚弥に敗れた元統一王者フルトン、ダウンを奪われるも再起戦勝利!

2024年9月14日、元WBC&WBOスーパーバンタム級統一王者スティーブン・フルトン(30)が、アメリカ・ラスベガスのT-モバイルアリーナでカルロス・カストロ(30)とのフェザー級転向初戦を迎えました。この試合は、昨年井上尚弥に敗れたフルトンにとって約1年2カ月ぶりの再起戦となり、多くのボクシングファンが注目していました。

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フェザー級初戦は大苦戦!

フルトンは、前回井上尚弥に8回TKOで敗れて以来、フェザー級に転向。新たな階級での第一歩を踏み出しましたが、試合は決して楽なものではありませんでした。第5ラウンドにはカストロの右ストレートを受けてダウンを喫し、仰向けに倒れました。この場面では、立ち上がりに時間がかかり、危うい状況に追い込まれましたが、なんとか立て直し、ラウンドを終えることができました。

その後、フルトンは得意のアウトボクシングを駆使し、ポイントを稼ぎながら試合を進めましたが、カストロのパワーとリーチの前に苦戦を強いられました。第10ラウンドでは疲れたカストロに左右のフックをヒットさせ、なんとか判定勝ちを収めましたが、判定は僅差。ジャッジの採点は2-1で、96-93、95-94でフルトンの勝利が決まりました。

ダウンを奪われても「クールボーイ」の意地を見せる

フルトンは井上戦での敗北から再起を誓い、新たな階級での挑戦に挑んでいましたが、この試合でもその決意を垣間見ることができました。5回のダウン後も諦めず、得意のボクシングスタイルでポイントを積み重ね、何とか勝利を手にしました。

一方、対戦相手のカルロス・カストロも非常に粘り強いファイターであり、フィジカル面での優位を活かしてフルトンを追い詰めました。特に第5ラウンドのダウンは、フルトンにとって大きなピンチでしたが、そこから回復し、見事に戦い抜きました。

今後は2階級制覇への挑戦

フルトンは試合前に「フェザー級ではまずWBAのベルトが欲しい」と公言しており、今後はWBAフェザー級王者ニック・ボール(英国)との対戦が見込まれています。さらに、ブランドン・フィゲロアとの再戦も視野に入れており、フェザー級での王座挑戦に向けて着々と準備を進めている様子です。

井上尚弥との再戦についても言及しており、「もちろん再戦はある」と述べる一方で、階級が上がる頃には「自分はスーパーフェザー級にいるかもしれない」とも語っています。再戦のタイミングが合うかどうかは未知数ですが、ファンにとっては再び両者がリングで相まみえる日を待ち望んでいることでしょう。

まとめ:【動画】井上尚弥に敗れた元統一王者フルトン、ダウンを奪われるも再起戦勝利!

フルトンのフェザー級初戦は苦戦が続き、5回のダウンが印象に残る試合となりました。しかし、持ち前のボクシングテクニックを駆使して最後には判定勝利を手にし、復活への第一歩を踏み出しました。これからも新しい階級でどのように戦っていくのか、そして井上尚弥との再戦が実現するのか、ボクシング界におけるフルトンの今後に注目が集まっています。

この記事を書いた人

群馬県在住、犬が大好きな40代です。皆さんの気になる時事ネタをすばやく、わかりやすく紹介していきます。どうぞ宜しくお願い致します。

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