2024年7月13日、4人組ロックバンド「KEYTALK」のベースボーカル、首藤義勝さんがバンド脱退を発表しました。脱退の理由はなぜなのか、調査してみました。
目次
脱退理由はなぜ?
首藤さん本人による脱退発表
首藤さんは13日、自身のX(旧Twitter)で脱退を発表しました。その投稿がこちらです。
いろいろと調べてみましたが、13日16時時点では公式な情報はこれだけのようです。大手ニュースサイトもこの文章のみを取り上げている状態です。
「KEYTALK」首藤義勝が脱退を発表「活動を共にできないと申し出があり、メンバーの意思を受け入れた」
脱退理由について
先ほどの報告文には以下のような文章がありました。
「首藤とは活動を共にできないとの旨3名からの申し出があり、メンバーの意思を受け入れた形です。」
脱退の理由は、自分の意志ではなく、ほかのメンバーの意思とのこと。何かしらの仲違いがあったのかもしれませんが、詳細は不明です。ネット上でも「義勝脱退はウソだろ」「仲違いって何」「自分の意思じゃなくて他のメンバーに言われて…?」「何があったの」など、混乱する声が多数ありました。
体調不良での休養も関係が?
首藤さんは2024年6月24日から、体調不良を理由に休養することを発表していました。その時の公式発表はこちらです。
首藤さんの休養に伴い、当面の間は他の3名で活動すると発表がありました。公式の発表の中には、「イベント等のライブ活動に関しても、3人体制での出演となります。」という文章もあり、この時から首藤さんと他のメンバーの間に何かしらの溝があったのかもしれません。
今後の活動は?
首藤さんの活動について
首藤さんの脱退発表文の中には以下のようなコメントもありました。
「個人活動の千也茶丸、並びに他アーティスト様への楽曲提供等の音楽活動は引き続き続けてまいります」
どうやら個人としての活動は続けていくようです。そう考えるとやはり脱退の理由はメンバーとの関係性にあるのかもしれませんね。
KEYTALK2024全国ツアーはどうなる?
一方、KEYTALKの活動はどうなるのでしょうか。こちらについての公式発表はまだですが、首藤さんの休養発表時のコメントから見ても、3人で活動を続ける可能性が高いでしょう。2024年全国ツアーも変わらず開催されるとは思いますが、今後の情報には注目が必要です。
首藤義勝の人物像と音楽キャリア
首藤義勝(しゅとう よしかつ、2月19日生まれ)は、日本のベーシスト、ソングライターで、ロックバンド「KEYTALK」のベースとリードボーカルを担当していました。ソロプロジェクトでの活動名義は「千也茶丸」です。
楽器を弾き始めたのは中学2年生の頃で、最初はギターに挑戦したものの挫折してベースを弾くようになりました。当時所属していた野球部の友人とバンドを結成してスピッツやMr.Childrenなどをコピーしていました。
高校2年の時に埼玉県のライブハウスで小野と出会い、ライブを見に来るように誘われたことをきっかけにサポートベースを入れたrealのライブを見て自ら加入を申し出ました。高校卒業後は音楽専門学校でレコーディング・エンジニアの勉強をしていました。
KEYTALK結成当初はボーカルを務める予定ではなかったが、寺中がレコーディング中に声帯ポリープを発症してしまったことと、当時the cabsでボーカルを担当していたことがきっかけで担当するようになりました。
the cabsのメンバーとしても活動していたが、2013年に同バンドはメンバーであった高橋國光の失踪によって解散しました。2015年頃からDJ PASSIONという名前でDJ活動もしており、2023年3月6日には千也茶丸名義で配信限定シングル「なんとなく」をリリースし、ソロデビューを果たしました。同年5月31日には同名義で「ネオン」を配信リリースし、Virgin Musicからメジャー・デビューを果たしました。
まとめ
バンドの解散やメンバーの脱退は、たいていの場合不仲説がささやかれます。今回のKEYTALKの場合も、現在公開されている情報だけを見るとそういった理由に近しいのではないかと推測されます。とにかく、今後の公式発表やKEYTALK・首藤さん個人の活動に注目です。
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